2017-09-01

EWI USB 導入編

EWI USB


EWI USBとは

EWI(イーウィー)とはAKAI Professionalから出ているウィンドシンセサイザーのこと。中でもEWI USBは本体に音源を持たず、PC等にUSBケーブルで繋ぐことによって、MIDIコントローラー的に使うことが出来ます。

他のEWIシリーズに比べて重量も軽く、値段もお手ごろ。
DTMのお供としては頼もしい相棒くんです。
今回は導入編を備忘録。

吹き方のコツ

まず、キーはタッチセンサーです。触れると反応するので、押さないキーは指を離しておく必要があります。運指はサックス・EWI・フルート・オーボエ・EVIと色々選べます。

マウスピースに息を吹き込んで音を出しますが、EWI本体側の息の抜ける穴がかなり小さく、普通に息を吹き込むと抵抗を感じ苦しいです。そのため、マウスピースを加えた口の脇から息を逃がすなどの対策が必要となります。
私の場合は前歯をマウスピースの吹き込み口の上にあて、上唇と下唇はしっかり閉じずに、軽く閉じ、横から息を逃がしています。

EWIマウスピース


持ち方・ストラップ

上にも書いたとおり、マウスピースを前歯でおさえ、イスに座った膝の上にEWIを置き、右手親指を添えてはいますが、基本は歯と足の上下でガッシリ固定出来ています。
なので打ち込み(EWIを使ってMIDIデータを入力することの意)に集中している時はストラップがなくてもOK。
ただ何となく見た目を気にする(笑)時はストラップを付ける時もあります。

サックス用のストラップを別途購入して見たものの長さが長すぎて合わず、結局EWIに付属していたストラップを使用しています。
予算があればバードストラップのSサイズを試してみたい。
胸元らへんに金具があることによって、楽器を下げた時のストラップがV字になるのを防ぎ、首や息を吹き込むのに楽なんだそう。

音源はARIA、DAWはLogic Ⅹ

音源はEWI USBに付属しているARIAを使用しています。

推奨動作環境等は正規HPよりご確認を。
http://ewi.akai-pro.jp/ewiusb/

筆者のDTM環境はこちらから
DTM作業環境レポート【2017年2月版】

macのLogic ⅩをDAWとして使用しています。

DTM作業環境レポートのリンクにも記載していますが、Logic Ⅹは32bitのプラグインを読み込みません。ARIAは32bitのアプリケーションのため、Logic ⅩにAudio Unitとして読み込ませるのに一工夫。

32 Livesというソフトを使います。有料ですのでご注意を。
参考URL
Logic Pro Xで32bit AU Pluginを使う方法

本家HP(英語です)
https://www.soundradix.com/products/32-lives/
価格は2017年8月時点で$99。


もう一つ別の方法としては、AU LabとSoundflowerという、2つのフリーソフトを使い音をルーティングする方法。

参考URL
Apple Logic Pro X チュートリアル&Tips
こちらのページの一番最後、項目の8番に詳しく載っています。

が、、私はルーティングがなんだか上手くいかず。。。断念。
有料の32Livesを購入することとなりました。

ケーブルの挿し方

USBケーブルを挿す時には、本体の金属部分を持たないように注意します。
挿し込んだ時にキャリブレーションが行われるからです。

挿す順番は、

ケーブルを挿す→アプリケーションを起動する

です。これ大事。

この順番を守らないとPCがEWIを認識せず、私の場合は抜き差ししてもPCを再起動しても、USBプラグを別の場所に挿してみても認識しなくなり、ケーブルがNGなのか?と近所のスーパーへケーブルを買いに行ってしまいました・・・
ちなみにケーブルを変えても認識しませんでしたが。
途方に暮れ2、3日電源を切ってそっとしておいたら、次に繋げた時には認識しました。
気分なのか・・?とその時は思いましたが、よくよく考えたら、順番をちゃんと守れよ、ということなのかと。

取説にはさらに、USBハブを介さないでと書いてあります。

正常に繋がるとステータスLEDが緑色に点灯します。

ステータスLED



導入編終了。そんなわけで、後は練習練習!


YouTube Breath Bvs チャンネルへリンク
https://www.youtube.com/channel/UCrarWO-UOzy-nmMS6ncvWtQ


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